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朝ぼらけタイガー

読んだ本のレビューが中心です。ランニングなどその他趣味の話も。NPOや自治体など「公益組織」向けのコンサルティングが本業です。元はwebディレクター。

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仲間内のイベントの集金アプリ「Tilt」が面白そう

年々盛り上がりを見せるクラウドファンディング市場ですが、海外では"お金を募る"やり方として新たな形が登場してきています。

 

「Tilt」というサービス。アメリカから始まったサービスで、現在欧米8カ国で展開中のようです。今回オーストラリアでサービスインしたということで記事になっていました。

 

クラウドファンディングは製品の開発やサービスその他の企画など何かしら挑戦したいプロジェクトについて不特定多数の人からの資金提供を募るもので、基本的にそのプロジェクトは社会に対して何かしら新しい価値を提供することを目的としています。そして出資者はその提供される価値(やそのプロジェクトに付随するリターン)に共感して資金を提供します。

 

これに対して「Tilt」に掲載されるプロジェクトはもっと個人的なものです。

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  • Hoanのサプライズプレゼント代を集めたい!
  • Brielleの卒業祝いにMacbookproを買ってあげよう!
  • 一緒に船を借りて遊びませんか?

などなど。

仲間内のちょっとした企画がたくさん掲載されています。

 

中には「近所のおもちゃ屋さんを救いたい」なんていう一般のクラウドファンディングのプロジェクトに近いものもあったりしますが、いずれにせよ自分の知り合いやその周りの顔の見える範囲を意識した小さなプロジェクトのためのプラットフォームとなっています。

 

サービス提供側も小さなコミュニティ向け、という点はとても意識しているようで、

  • メインターゲットは学生(ミレニアル世代)
  • 仲間内の集金に関する利用は無料
  • 学生向けの販売(チケットその他の商品)を行いたい事業者からは手数料

という形で、仲間内での気軽な利用のハードルを下げています。

 

オープン→クローズドの流れ

このサービスが面白いなと思うのはインターネットサービス流行の大きな流れに沿っているなと感じる点。

 

個人的にインターネットで流行るサービスはまずオープン形式で広がり、その後クローズドにシフトしていくと考えています。

 

例えばSNSでは、MixiFacebookなどのオープンなプラットフォームが登場し広がります。この普及の段階ではオープンであることが不可欠ですね。

 

で、一定以上にまで普及した後はクローズド化の流れがやってきます。LINEのグループや家族・親しい友人のみに限定したクローズドなSNSです。

 

インターネットメディアもブログなど不特定多数へのオープンな公開の流れの中から、有料サロンなどクローズドなコミュニティを作成して公開先を限定する、という方法が登場しています。

 

必ずしも各サービスカテゴリ全体の流れがオープン→クローズドに移っていく訳ではないですが、一部の濃い部分にはこの手の動きが出てくるんじゃないかなと思いながら色んなサービスを見ています。

 

今回のTiltはまさにオープンなクラウドファンディングに対するクローズド化の動きですね。

 

さすがに身近な範囲のコミュニティを大切にしているだけあって、現状日本からはまだサービス利用ができません。日本への進出が楽しみですし、何かしら近いサービスが出てくると面白いなと思います。